東京鳥撮り

都内近郊で撮影した野鳥写真のブログです

オオタカのお立ち台

 公園に行く時は自転車を使っています。この時期だと、ベニマシコが出るだろうと(出ると嬉しい)思う場所に直行しています。ところが、ベニマシコがなかなか出ないし、出ても時間が遅い様なんです。なので、最近はルートを変えました。

 オオタカが良く居るお立ち台ポイントです。この付近では一番高い木の上なので、遠くからでも姿が確認できます。また、私の家からも近く、自転車だと1~2分で確認できる場所なんです。

 11日は、朝1番(7時頃)で姿を確認し、光の具合や障害物の少ない場所を選んで撮影しました。前回見た時と同じ時間帯、天候も同じで、オオタカも同じ方向を向いて止まっていました。動きもほとんど同じで、木の上でくるりと回るようにして、前回と同じ方向に飛び出しました。何から何まで同じだ。

 飛び出した後は、一気に高度が下がったため、追い切れずにファアインダーから外してしまい、ファインダー内に再度収めた時には後ろ姿で顔が入っていませんでした。

 次に見る機会が有れば、2度有る事は3度有るを信じて、今回の飛び出しルートを頭に入れておこうと思います。

 それにしても、見る機会が多いんだけど、オオタカってこんなに身近な鳥だったのかなー?

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一脚にスポンジカバーを取付ける

 私が使用している一脚は、スタジオJINさんで購入したハスキーの製品です。最近は、カーボン素材が主流だと思うんですが、この製品はアルミ合金で作られています。重量はカーボン製と変わらないくらい軽量に作られています。ただし、アルミ合金なので持ってられない位冷たいんです。

 何とかしないと撮影に影響しかねないので、購入先のスタジオJINさんに相談のメールを送ったところ、対応方法を丁寧に教えてくれました。

 

 オリジナルグリップが現在販売されていないので、代替え品のスポンジカバーと挿入時に使うエアダスターを購入して来ました。スポンジカバーは、光産業の内径29mm×360mmを使用しました。やや長いので適当な長さに切断。

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 石突ゴムとロックナットを外します。石突ゴムを外すのは、すごい力技で結構手間取りましたが、何とかなりました。

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 ネジ部にビニールのゴミ袋を巻いて、グリスで汚れない様に養生します。上からスポンジカバーを押し込むと、そのままスンナリと入ってしまいました。

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 こんな感じで出来上がり。

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 挿入に使う予定だったエアダスターは使う事なく、あっけない位簡単に入ってしまい拍子抜けです。

 これで、冷たい思いをせずに撮影に専念できます。良し良し。

立ち位置が変われば景色も変わる

 今回のベニマシコのポイントは、セイタカアワダチソウがないのでヨシ?の穂に止まる写真が多くなります。結構密集しているので、高い所に止まってくれないと被ってしまい、シャッターチャンスを逃してしまいます。

 下の写真は、全て同じ所に止まっている写真なんですが、立ち位置を変えて撮った写真です。ベニマシコを支点に、1枚目を撮った位置を0度とすると、2枚目の写真は90度の位置で撮った写真です。

 1枚目は穂の間隔が広く感じますが、2枚目では密集して見えます。このベニマシコ、長時間同じ所にいてくれたので、場所を変えて撮ることが出来ました。

 時間の許す限り、カメラの設定を変えたり撮る位置を変える事で、同じ被写体なのにバリエーションが豊富な写真になります。

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三脚 or 一脚それとも手持ち?

 最近は、手持ちで撮ると振れが多くなるので、極力三脚を使用するようにしています。ただし、広い公園(約東京ドーム31個分)とは言うものの、場所によっては三脚の使用をためらう場所も有ります。先日撮ったベニマシコのポイントがそうでした。比較的狭い遊歩道上から撮るんですが、散歩やジョギング等で行き交う人の多い場所で、周囲を気にしながら撮るような場所です。

 下のクイナの写真は、ベニマシコと同じエリアなので手持ちで撮りました。現地ではそこそこ撮れている様に見えたんですが、PCで見るとぶれた写真の量産です。

 ベニマシコの撮影は、手持ちでの限界が分かっていたので、一脚を使用してみました。結果は、被写体による振れは有るものの、手振れはほとんどありませんでした。

 今後は、三脚と一脚を両方持って行こうと思います。この一脚、金属製で握る部分が直なので、冷たくて大変でした。

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公園のベニマシコ

 月曜日の朝、公園で今シーズン初めてのベニマシコを見ることが出来ました。何度か鳴き声は聞いていたんですが、姿を見たのは初めてです。

 前回来た時に、ベニマシコの声がしていたポイントに直行の予定が、途中でオオタカを見つけてしまい、飛び出しを待っていたのでちょっと出遅れてしまいました。

 現地に着くと、ベニマシコの声がします。声の方向にレンズを向けている方が1人。声のする方に行くと、飛ばれちゃいました。それでも、近くで声がするので探していると、出てくれたのがメスのベニマシコでした。

 高枝に止まったり降りてきたりで、あちこち移動するものの見える範囲内での移動でした。頻繁に鳴いていたので、姿が見えなくても声のする方を探すと見つけることが出来ます。よーく声を聞いていると、どーも2個体いる様な気がします。そばにいた方の話では、早い時間には3個体いたそうです。ただし、オスはいない様です。

 次回は、オスを期待!

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